炊い処ぽんたんのブログ

大阪・肥後橋にある「酒と料理と土鍋ごはん」炊い処ぽんたんの近況と食にまつわる雑記です

慎ましくも遠慮なく

【近況】

今まで月〜金のみだったランチを、土曜日も限定メニュー(カレーと唐揚げとレモンサワー)で始めるようになって2ヶ月が経ちました。客足はまだまちまちですが、すがすがしい昼の時間を過ごせています。

 

それまでは土曜日の昼といえば前日の片付けと仕込みの続きや、平日にできない事務作業をやっていました。今回土曜日にランチ営業を始めることでそれらのための時間が減ることを心配していたのですが、意識するようになったぶん少ない時間に仕事を詰め込めるようになって、これがすこぶるすがすがしい気分というわけです。

 

普段立ち仕事の人間なので、事務作業のためといえどいったん座ってしまうとつい気が緩んでしまい、なかなか作業が捗っているとはいえない状況がつづいていたものでした。

効率化のために立って会議や執務をする会社があると聞いた時は、ぜったい真似できないししたくないと思ったものですが、店を開けている間は気を張っていられるので立ったままの作業もあまり苦ではありません。

 

そもそも自分に甘えがあるだけだという気もしますが、無理に克服しようと力をかけるより、自分にあった負荷のかけ方を理解していきたいと思った次第です。

 

【ぽんたんのキッチン紹介】

たっぷり使いたいけど買うと意外に高いものに「タルタルソース」があります。

日替わりのランチでもチキン南蛮をたまに入れるのですが、タルタルソースの仕入れ値がまあまあ高いのがネックでした。ほか弁のエビフライ弁当やチキン南蛮弁当に付いてくるタルタルソースが少ないと嘆いたことのある人も多いと思いますが、そういう事情があるものと考えられます。

 

では手作りすれば安く済むかというと、そこそこきちんとしたタルタルソースを作るのは結構手間だったりします。玉ねぎを刻んで塩揉みしたり、ピクルスや香辛料を数種類集めたりと厄介です。

 

そこで最近スーパーで見つけたのが「SSKきざんだピクルス」https://www.ssk-ltd.co.jp/products/detail/330452

です。

 

ピクルスだけでなく玉ねぎが刻まれたものも含まれていて、香辛料の風味も利いています。

そのため、あとはゆで卵を作って刻んだものとマヨネーズを混ぜれば良い感じのタルタルソースになるという優れものです。

さらに風味を足したければ、タラゴン、ディル、チャイブといったフレッシュハーブを入れるのもいいですし、店では酢漬けのケイパーを刻んだものを加えています。

 

冬の間はカキフライの季節でもあります。気兼ねなくタルタルソースが使いたい人にはぜひおすすめです。