行き交う声と影
【近況】
きたる7月18日をもって肥後橋「炊い処ぽんたん」がオープン丸4年を迎えます。
ここまで続けてこれたのは、今日まで何度も足を運んでくださっているお客様と応援してくれる旧知の先輩後輩友人のおかげです。さらには日々の営業を支えてくれさらにいろんな助言をくれる@miya_shin_miya 氏と我が妻のおかげでもあります。
中でも、この4年をほぼそのまま行きつけとしてお付き合いくださっている常連さまと、ランチタイムを支えてくださる常連さまの存在がなかったと想像すると、きっと早々にくじけていたことだろうと背筋の凍る思いがします。
オープン当初思い描いていたとおりの4年後かといわれるとコロナ禍もあって正直想像もしていなかった所にいる気がしていますが、店を始めること続けることすべての起点が自分にあるという体験を得たことは、他の何かと比べてどうかといったことではなく、ただただ楽しい体験だったと感じています。
初めの3年間はどちらかというと個人的な時間と仕事のバランスを考えて過ごした期間で、ここ1年間はそこに少しずつ人と関わる出来事を増やしていこうと模索した期間でした。
その一つの結晶として今年始めることになった2店舗めでは、シンプルに飲食店をつづけることとはまた変わった視点で多くの気付きがあります。
こういった気付きの存在は自覚して消化し切るのが大変ではありますが、コロナ禍以降大きな課題をかかえる1店舗めの将来を考えるためによい影響を与えてくれる気がしているので、粘り強く試行錯誤していきたいと思います。
日々のやるべきこともこなしつつ、今年は久しくきちんと向き合っていない新メニュー作り(作りというより探し)に取り組みたいと思います。