粒立ちの技
【近況】
「1合しか炊けない土鍋」を試しに導入してみたところ、思いのほか好評で驚いています。以前より気軽に注文できる量と価格がちょうど良かったのかもしれません。
土鍋はこれまで2合炊きのサイズのみ使っていました。そのあたりのサイズは種類も豊富ですし、土鍋といえばそれくらいのものと決めつけていたので、何でこんな単純なことに3年も気がつかなかったのかと反省しています。
道具というのは新しいものを導入すると、使いこなせるようになるまで仕事中に心地よい緊張感が生まれるように思います。普段からあんまりペースが乱れるほどの刺激を受けたい派ではないのですが、ほどよい緊張感は持っていたいと思いました。
【最寄りのグルメ】
「ラーメン屋の炒飯」が好きで好きでたまりません。
自分でもまかないで作りますが、一度も外で食べる炒飯の味に達したと思ったことがないので、炒飯だけはどうしても外で食べたいものの一つです。
その都度鍋を振って作る炒飯は、店にとっては手間が取られるメニューのせいなのかもう最近はチャーシュー丼や卵かけごはん等しか置いてない店が多いので、メニューに炒飯があるというだけでその店の好感度がとにかく高まります。
思い返せば、料理への憧れの最初は「派手に鍋を振って炒飯を作る」ことだったかもしれません。
お母さんが作る優しい味の焼き飯ではなく、舌にガツンとくる熱々の炒飯が、もしかしたら自分で作れるかもしれないと思い、高校生くらいから休みの日に自宅で何度もチャレンジした記憶があります。
結果40歳をこえてまだ納得のいく味にできないのはどうなのかとも思いますが、この歳になってもまだ専門店でワクワクしながら注文する楽しみを味わえるのはありがたいことなのかもしれません。