炊い処ぽんたんのブログ

大阪・肥後橋にある「酒と料理と土鍋ごはん」炊い処ぽんたんの近況と食にまつわる雑記です

京もここから

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【近況】

https://tea-boy.jp/?fbclid=PAAaYbC344BbKruhsvGT50doiN_P_NzmWOiK47ClgHFvphFwy5OJKZ0qpmwLI

豊中「Pont 3-8-4」のほうへ11.12月と続けて間借り出店してくださった「巌丸茶園」さんは、日本茶の販売や抹茶ラテのイベント出店をされています。

https://instagram.com/matchacrew_osaka?igshid=YmMyMTA2M2Y=

学生時代に日本茶の魅力にとりつかれた若きオーナーが、日本各地のお茶農家さんと繋がり、それらを仕入れてオンラインやイベント出店で販売するということを始めた会社です。

 

オーナーさんはふだんはホームページやウェブ広告のデザイン関連の仕事をされており、それゆえなのかパッケージやチラシのデザインはさすがの出来栄えです。

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オーナーさんの地に足の着いた取り組み姿勢が印象的で、いろいろ勢い重視なチャレンジをしているのかと勝手にイメージしていましたが、むしろこちらが手本とさせてもらいたいくらい堅実な考えをもっておられる方でした。

 

オンライン販売についても、取り扱う「日本茶」が持つ特性と、ネット広告で見込める成果との相性を見極めて大がかりな広告展開はせず、地域に根付いていくということをいまは目指して今回の間借り出店にたどりついたと聞きます。

 

嗜好品という点では日本茶よりコーヒーのほうがよっぽど流行があって早く人気が出そうです。

それなのになぜ日本茶なのかと訊ねたところ、あんまり人と同じことはしたくないという気概ゆえの選択のようで、個人的にはその辺りにも強い共感がある方です。

 

ちなみにこちらの夏の水出し煎茶、冬になって京番茶を自分でも飲んでいます。

おいしいのはもちろん、柔らかい香気と余韻の波の豊かさが、手軽なペットボトルなどとは全く違い、鼻で感じて頭の奥まで伝わってくるイメージです。

じんわりと気分が落ち着くという点ではコーヒーとはまた違った楽しみがあり、年齢的なこともあるのでしょうがこれから口にする機会が増えていくことを感じています。